Solar-energy installation price per MWh. Credit: Economist
(略)
現在、欧米ではまだ、太陽光発電の発電コストは、天然ガス火力発電などと比べるとやや割高となっているが、
米国立研究所のシミュレーションによると、発電コストは米国においても早ければ2025年頃には、逆転するという試算もでている。
2011年に日本で起きた議論では、日本の原子力発電推進派は、再生可能エネルギーはコスト的に割高で、
原子力発電に勝つことはできないと主張していたのにも関わらず、一体、この変化は何が原因で起きることとなったのだろうか?
この答えとなるのか上のグラフとなる。このグラフは、MWhあたりの太陽光パネルの導入コストを時系列でプロットしたものとなる。
このグラフを見てわかる通り、2011年に日本で議論が起きた際のコストは、(グラフの枠の外にあるため正確な数字は判らないが)
少なくとも350/MWhはしたことが判る。この価格は、原子力発電のコストの4倍近いものであり、2011年当時には、
日本の原子力推進派のいう通りに太陽光発電はコスト的には到底、原子力発電には打ち勝つことはできないものだったことが判る。
しかし、その後生じた、欧米各国による再生エネルギーブーム(皮肉なことにその契機を作ったのは日本で起きた原発事故)により、
太陽光パネルの生産コストは急速に値下がりをし(あまりにに値下げりのペースが速すぎたため、多数のパネルメーカーは採算性を
合せることができず、撤退や倒産まで生じた)、現在では、太陽光発電に適した条件を持つ国では既に、
原子力発電のコストを大幅に下回るにまで低下しているのである。
続き businessnewsline
http://business.newsln.jp/news/201608272133020000.html
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